中古キャンピングカーは新車より安く購入でき、すぐに納車されるメリットがあります。しかし、チェックを怠ると高額な修理費が発生する可能性も。
この記事では、中古キャンピングカー購入で失敗しないための10のチェックポイントを詳しく解説します。
チェックポイント10選
1. 走行距離と年式
目安: 年間1万km以下が良好
10年落ち・10万km走行でも問題ない場合が多いですが、メンテナンス履歴を確認しましょう。
2. 修復歴の有無
重要度:高
骨格部分の修復歴があると、走行安定性や安全性に問題が出る可能性があります。
3. 水回りの状態
チェック項目:
- シンクから水が出るか
- 排水は正常に流れるか
- 水漏れ跡はないか
- 給水・排水タンクに錆はないか
4. 電装系の動作確認
チェック項目:
- サブバッテリーの充電状況
- 照明がすべて点灯するか
- 換気扇の動作
- 冷蔵庫の冷え具合
- FFヒーター(ある場合)の動作
5. 内装の傷・汚れ
壁、天井、床の状態を確認。特に水漏れによるシミやカビがないかチェック。
6. タイヤの状態
溝の深さ、ひび割れ、製造年月を確認。4本交換で5〜15万円かかります。
7. エンジン・ミッションの状態
試乗して、異音、振動、加速のもたつきがないか確認。
8. シェル(居住部分)の状態
キャブコン限定:
シェルと車体の接続部分に隙間やひび割れがないか。雨漏りの原因になります。
9. 車検の残期間
車検が近いと、購入後すぐに車検費用がかかります。残期間を確認しましょう。
10. メンテナンス履歴
定期点検記録簿、修理履歴を確認。前オーナーの使い方が分かります。
中古購入の失敗談
❌ よくある失敗パターン
- 水回りをチェックせず購入→購入後に水漏れ発覚(修理費30万円)
- サブバッテリーが劣化していた(交換費5〜10万円)
- タイヤが古くてすぐ交換が必要に(交換費10万円)
- FFヒーターが故障していた(修理費15〜30万円)
中古購入の成功談
✅ 成功のポイント
- 信頼できる専門店で購入
- 保証付きのモデルを選択
- 試乗と宿泊体験をして確認
- メンテナンス履歴が充実したモデルを選択
購入前チェックリスト(印刷用)
| 項目 | チェック |
|---|---|
| □ 走行距離と年式 | |
| □ 修復歴の有無 | |
| □ 水回りの動作 | |
| □ 電装系の動作 | |
| □ 内装の状態 | |
| □ タイヤの状態 | |
| □ エンジンの状態 | |
| □ シェルの状態(キャブコン) | |
| □ 車検残期間 | |
| □ メンテナンス履歴 |
まとめ
中古キャンピングカーの購入は、10のチェックポイントを確認すれば失敗を防げます。特に水回り、電装系、タイヤの状態は重要です。
信頼できる専門店で、保証付きのモデルを選びましょう!